花粉症・アトピー・喘息等のアレルギー疾患を治す!

アレルギーとNK細胞(ナチュラルキラー細胞)

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)とは?

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)は、文字どおり生まれつきの殺し屋で全身をパトロールしながら、ガン細胞やウィルス感染細胞などを見つけ次第攻撃するリンパ球です。

生まれながらに備わっているからだの防衛機構である自然免疫に重要な役割を担うと考えられています。

身体をウィルスや細菌等の外敵から守る免疫システムは、数多くの免疫細胞のチームプレイによって機能しています。

そのシステムの中で特に重要な役割を担っているのがNK細胞(ナチュラルキラー細胞)なのです。

NK細胞はウィルス感染や細胞の悪性化等によって体内に異常な細胞が発生した際に、すぐさまそれらを攻撃する初期防衛機構として働きます。

つまりNK細胞は最前線で活躍する非常に重要な免疫細胞なのです。

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の発見

実は、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)に関してはまだまだ研究途上で未知の部分が多いのです。その理由は、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の発見が、1975年と比較的新しいからです。

実際、私たちの体の中のリンパ球の70~80%はT細胞、5~10%がB細胞であることは判っていましたが、残りの15~20%の免疫細胞は長い間不明のままでした。

この残りの15~20%にあたる細胞が、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)だったのです。NK細胞(ナチュラルキラー細胞)は、1975年に米国のハーバーマン、日本の仙道富士郎教授(山形大学医学部教授:免疫学)等によって同時に報告され、その存在が知られるごとになりました。

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)は、NK/T細胞系列の進化において最初に生まれたリンパ球で、形態学的特徴により、大型顆粒リンパ球とも呼ばれます。

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)は、すでに健康成人の末梢血中にある一定数存在し、T細胞B細胞が抗原で刺激されてはじめて働くのとは異なり、常に体内を独自でパトロールしながら、ガン細胞や、ウィルス感染細胞などを殺す頼もしい「殺し屋」なのです。

つまり、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)は、体内を常に独自でパトロールしながら、ガン細胞やウイルス感染細胞などを発見すると、たとえ攻撃指令がなくても独自に戦闘態勢に入り、強大なパワーで敵(抗原・異常細胞)を殺してしまうという性質を持っています。特に、抗腫瘍効果には抜群の威力を発揮します。

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の働き

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)は、先天性の免疫系統すなわち自然免疫系に属します。

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の攻撃目標は、「非自己」と「変質した自己」、つまり自分の体の一部と認識する印のない細胞です。

細菌やウィルスなどの異物細胞には自己認識印はありません。また、ガン細胞など「変質した自己」は自己認識印を失う場合が多くあります。このような自己認識印のない細胞すべてを、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)は常に攻撃するのです。

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)は国防軍が、外国の侵入から国を守ることと、国内の治安を守る役割を果たすのと同じく、自分の体の外敵および内敵を攻撃するのです。

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)は文字通り生まれついての殺し屋で、殺傷力が高く、常に体内を独自でパトロールし、ガン細胞やインフルエンザなど、ウイルス感染細胞や細菌を見つけると、単独で直接殺してしまう。

ナチュラルキラー細胞が欠乏すると、ガン、後天性・先天性免疫不全症状、慢性疾患、感染症、自己免疫疾患、遺伝子疾患、行為障害などの疾病に罹りやすい。

ナチュラルキラー細胞の活動があまり活発でないとガンにかかりやすい傾向があり、加齢と共にNK細胞(ナチュラルキラー細胞)は減退、病原体を攻撃する機能も衰える。

ストレス・慢性的ストレスによる倦怠感・身体的損傷は免疫不全をもたらし、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の活動は抑制される。ストレスに継続的にさらされると、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の活動が停滞しガンなどの進行が加速され、他の免疫機能に影響をおよぼす。

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の活動が鈍くなると、重度の慢性疲労免疫機能障害症候群(CFIDS=慢性疲労症候群)を経験する頻度が高くなる。

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)が十分機能しない場合、他の免疫系統も機能することができなくなる。

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の活性変化

ナチュラルキラー細胞(NK細胞)は年齢によってその数が変化します。生まれたときは数が少なく、加齢にともなって増加します。20~30才の健康な人の場合、末梢血中のリンパ球に占めるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)の割合は約10~15%くらいでが、50~60才になると、比率は約20%程度に上昇します。

しかし、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の活性(破壊能力)は、逆に、加齢とともに低下していきます。NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の活性は、15歳前後をピークに加齢と共に減少傾向にあります。

健康な人の体内では、毎日100万個ほどのガン細胞が生まれていますが、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)など免疫細胞が正常に働いていればすぐに摘み取られ、ガンになることはありませんが、加齢と共にその危険度は高まります。

高齢になるほどガン発生率、生活習慣病の罹患率が高くなるのは、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)のの衰えに関連しています。

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の活性化

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化するためには、

①喫煙をひかえる
②適度の飲酒を心がける
③質の良い睡眠をとる
④ムリのない適度な運動(歩く)をする
⑤笑う
⑥充分な休養などでストレスをためない
⑦体温を下げない
・抗生物質を乱用しない
⑨バランスの良い食事を心がける
⑩健康補助食品やサプリメントを利用する

等を普段から心がけておくことが有効です。

喘息(ぜんそく)を治す

アトピー性皮膚炎を治す

花粉症を治す

アレルギー性鼻炎を治す

アレルギー性結膜炎を治す