花粉症・アトピー・喘息等のアレルギー疾患を治す!

喘息(ぜんそく)の原因

喘息はアレルギー疾患

喘息の発作「ゼーゼー、ヒューヒュー」といった喘鳴(ぜんめい)や、激しい咳が出る、呼吸が苦しくなるといった症状が、喘息の発作です。

喘息患者の気管支をはじめとする気道の粘膜には、好酸球(白血球の一種)やリンパを中心とした細胞が集まり、発作がおさまっているときでも炎症が起こっています。そのため、ちょっとした刺激で気管支を取り囲む筋肉が収縮し、空気の通り道が狭くなる「気道閉塞」が起こりやすい状態が続いています。

ちょっとした刺激の原因となるものは、ダニやホコリなどのアレルギー反応をおこす「アレルゲン」と、タバコの煙などのアレルゲン以外のものがあります。

実際の喘息患者をみると、どれか一つが原因ではなく、数種類の誘因が絡み合い、発作が起こっているケースの方が多いです。これらの誘因を喘息の方からできるだけ遠ざける努力をすることが発作の予防につながるとのことです。

日本では、子供の5~7%、大人の3~5%が喘息にかかっているといわれています。子供の喘息は男子に比較的多く、アレルギーが原因であることがほとんどとされています。

小学校高学年ぐらいから発作がなくなる時期がありますが、20~30歳代に再発することもあります。

大人の喘息の6~8割が大人になって初めて発症した人たちで、男女比も変わりません。子供の喘息に比べ、原因が明確に特定できない場合が多いとされています。

喘息の原因としてのアレルギー

アトピー型喘息(アレルギー性喘息)

小児喘息は成長とともに治る喘息のなかで、特定のアレルゲンが引き金となって発作が引き起こされるものを、「アトピー型喘息」と呼びます。小児喘息における90%がアトピー型となります。

アレルゲンと接触すると、体内でIgE抗体が作られ、「I型アレルギー」と呼ばれる炎症反応が起こります。その結果、気道が狭くなって、発作が起こります。

アトピー型喘息の患者の体内からは、IgE抗体が大量に見つかります。検出されたIgE抗体の性質を調べると、個人のアレルゲンが何であるかがわかります。

アトピー型喘息では、アレルゲンを避けることはもちろん、環境整備を徹底して、アレルゲンを取り去ることが大切です。

アレルギー反応という現象は、本来は身体を守るために備わっている免疫、つまりウィルスや細菌などが体内に侵入した際に、排除して自分の身体を守ろうとする反応が過剰に働いてしまった結果として引き起こされるものです。

免疫反応というものは、元々は、ウィルスや細菌など我々の身体の内部で悪さを働く異物が、身体の中に入ってきたときに、それをやっつけようとする仕組みなのです。

しかしながら、「アトピー型」の喘息患者の場合には、花粉やダニ、ハウスダストなど、通常であれば生体にとって無害な物質を、有害な物質として認識してしまいます。そして、IgE抗体を介して、あたかもウィルスなどを排除するように過剰な反応が引き起こされてしまうのです。これがいわゆるアレルギー反応なのです。

そして、気道に入ってきたダニやハウスダストなどの、通常であれば無害な異物を、なんとか身体の外へと追い出そうと、気管支の筋肉を収縮させたり、気道の粘膜からたくさんの粘液を分泌して洗い流そうとしたりすることになり、喘鳴や呼吸困難や痰、咳といった症状を招いてしまうとのです。過剰な免疫反応が、結果として喘息発作につながってしまうということなのです。

アトピー型喘息の原因

・ダニ
・ハウスダスト(家のホコリ)
・花粉(スギ、雑草など)
・ペット(犬、猫など)
・ゴキブリやユスリカのような昆虫
・ホルムアルデヒドなどの化学物質
など

アレルギー以外の喘息の原因

非アトピー型喘息(非アレルギー性喘息)

アトピー型と同じく、アレルギー性の炎症によって発作が起こるのに、検査をしてもIgE抗体が検出できず、アレルゲンが特定できない場合を「非アトピー型」といいます。

この場合、特定のアレルゲンと発作の密接なつながりがないかわりに、気温の変化、タバコの煙、香水のにおい、過労、風邪などのウイルス感染など、さまざまな刺激が発作の引き金となります。

発作の誘因はすぐには分かりませんが、発作が起きた時の状況を振り返り、「タバコを吸っていた」「仕事が忙しく、無理をしていた」などの共通点を探って、極力その状況を避けるようにすれば、発作を減らすことができます。成人では約半数が非アトピー型喘息です。

アレルゲンが特定できない場合、IgE抗体が作られない形でのアレルギー反応が起こり、発作となるタイプを「非アトピー型」と言います。ただし、発作が起こると体内では好酸球が顕著に浸潤し、アトピー型喘息と同じ状態になります。

非アトピー型喘息の原因

・風邪などのウイルス
・タバコの煙
・大気汚染
・気温・湿度の急激な変化などといった外界からの刺激
・鎮痛薬などの薬物(特に、アスピリン)
・ストレスや不規則な生活
など

以前の喘息治療は発作時の対症療法が中心でしたが、現在は吸入ステロイド薬を用いた気管支の慢性の炎症に対しての予防的治療が重視されるようになっています。

喘息患者が増加している理由

現在、日本で喘息の治療を受けている患者数は約120万人です。治療していない人も含めれば、潜在的な患者数は少なくとも450万人以上と推定されています。

近年喘息患者が増加していますが、その背景にある要因のひとつに、著しい生活環境の変化があげられます。

排気ガスや工場排煙、タバコといった呼吸器に直接影響を与える要因はもちろんのこと、食品添加物やペット、住宅建材に使われている塗料や接着剤など、思いがけないさまざまなものが喘息を発症させる要因になっています。

もうひとつ見過ごせない原因が、過労とストレスです。近年、職場でも、家庭でも、学校においても、業績や家計、成績、人間関係などに対するストレスが高まり、心身とも疲れ果てている人が急増していることが喘息を発症する誘因になっているのです。

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