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アトピー性皮膚炎は完治するのか?

現代医学ではアトピー完治は無理

自然治癒力を回復させればアトピーは完治するアトピー性皮膚炎は、赤みや猛烈なかゆみを伴う炎症が再燃を繰り返す慢性的な疾患です。しかも、原因が一つではない多因子性疾患であり慢性病でもあるため、そう簡単に完治しません。

とは言ってもアトピー性皮膚炎は、決して不治の病ではありません

アトピー性皮膚炎は、体質なので一生治らないと言われる一方で、成長ともに自然治癒することがあるとも言われています。

実際、幼少期に発症したアトピーは、成長と共に治っていくケースも少なからず見られることは事実なのです。

しかし、現代医学では、アトピーの完治を目指すのではなく「発症させない」「悪化させない」ための治療、対症療法が主流です。

子供のアトピーは完治する!?

アトピー性皮膚炎は、アレルギー体質の一種で、遺伝等によって発症し、肌がかさかさする、かゆみ・発疹が出ると言った症状が出ます。

このアトピー性皮膚炎は産まれつきの体質に因るものですが、1歳までは乳児湿疹や食べ物でのアレルギー症状と区別しにくく、症状が顕著に出始めるのは1歳を過ぎてからと言われています。

また、2歳までに症状が治まる子もおり、症状がごく軽い場合にはアトピー性皮膚炎を気が付かないまま成長するケースもあります。

基本的に、子供のアトピーは10歳までに症状が治まることが多いため、アトピーが加齢とともに治るというのは間違いではありません。

ただし、これは「完治」というよりは「寛解」というべきで、一度治ったと思ったアトピーが後に再発するということもあります。

完治と寛解の違い

完治」とは、日常生活に支障がない程度まで回復した、完全に治った状態をいいますが、完治した後も再発することはあり得ます。

寛解」とは、一時的あるいは継続的に病気の症状が軽減または消滅し、落ち着いて安定した状態を指す医学用語です。

アトピー性皮膚炎喘息等のアレルギー疾患の他、一般的に癌(がん)や白血病など、再発の危険性のある病気で用いられることが多いと言えます。

しかし、完治したと言っても、再発の可能性は残るので、実際には完治と寛解の違いはあいまいで、ほぼ同義で使われることもあります。

大人のアトピーは完治が難しい

昔は18~20歳ごろにはほとんどのアトピー患者の症状が治まると言われていましたが、最近は大人でもアトピーに悩む人は増えています。

大人になってからアトピー性皮膚炎になった人、一度治ったと思っていたアトピーが大人になって再発したというケースも多くみられます。

また子供のころはアトピーだったけれど、一度も悪化・再発することなく生活できるという人が多いことも事実です。

大人のアトピー性皮膚炎に関しては、皮膚への刺激・ストレス(肉体的・精神的)・食物・遺伝的要素(重度のアトピー体質)などが影響していると言われています。

またステロイド薬の間違った使用などもアトピーの悪化の大きな原因とされています。

いずれにしても、アトピー性皮膚炎は、どんなにいい状態が続いていても決して再発しないとは言い切れないのです。
アトピー性皮膚炎完治するのかどうか、という点については、医師によって意見は様々です。

西洋医学でアトピーにアプローチしている医師は「寛解は可能だが、完治は望めない」と考える医師人が多いようです。

東洋医学でアプローチしている医師は「アトピー完治は可能」と考えている医師が多いように見受けられます。

アトピー性皮膚炎の完治には2大原因、皮膚改善・腸内改善が必須

アトピー性皮膚炎の完治を目指していくためには、その根本原因を明らかにしなければなりません。

アレルギーやアトピーの原因は、遺伝や様々なアレルゲンが大きく影響している説が大半でしたが、大人も子供も過剰な免疫反応とその免疫を刺激する細菌が2大原因である事が有力視されています。

2大原因のひとつは皮膚表在の細菌の「黄色ブドウ球菌」の大量発生が挙げられます。

2015年4月21日、慶應医学部とアメリカ国立衛生研究所はアトピー性皮膚炎の原因が皮膚の表面に誰もが持っている「黄色ブドウ球菌」が大量に発生しアレルゲンになっている事を解明しました。

本来、皮膚は善玉菌のはたらきにより弱酸性から中酸性であることで黄色ブドウ球菌など「有害菌」の増殖を抑えることができています。

また同時に、およそ28日間隔の規則正しいターンオーバーを繰り返すことでバリア機能を保ち、これら有害菌からの刺激も受けずにいられます。

しかしアトピー性皮膚炎の皮膚は、本来、弱酸性から中酸性にあるべき皮膚が壊れ乾燥し、黄色ブドウ球菌など有害菌が増殖しやすい弱アルカリ性化してしまうのです。

その結果、有害菌の刺激によりバリア機能が崩壊し、さらにターンオーバーが乱れ、黒い過酸化脂質を沈着させまたかゆみを増幅させる悪循環に陥ってしまうのです。

もうひとつの原因は腸内の免疫バランスの乱れです。

アトピー性皮膚炎の2大原因のふたつめは、免疫の異常反応、いわゆるアレルギー反応です。アトピー性皮膚炎の子供が同時に食物アレルギーである事が多い理由もこのためです。

免疫は腸内環境と密接な関係があり、腸内の悪玉菌の増殖は腸管免疫のバランスを崩し、腸内表皮反射として皮膚にニキビや吹き出物といった形で現れるのです。

また、腸内環境が悪くなるということはターンオーバーの乱れも招いてしまいます。

アトピー性皮膚炎を再発させないために

アトピー性皮膚炎は完治するアトピー性皮膚炎をうまく、完治寛解の状態に持っていけたとしても、アトピー体質の人は、一般的な方よりも肌が敏感なため、汗・埃・化学薬品などに触れると炎症が出やすくなります。

そのため、汗をかいた時は早めにシャワーを浴び、化粧はしっかり落とすようにしましょう。

また、シャワーや入浴後はできるだけ早く保湿剤で肌をカバーし、潤いが逃げるのを防ぐことです。

食べ物(カニやたまごなど)・花粉・カビ・ホコリ・汗・ペットの毛などは、刺激を与えてしまい、アトピーを悪化させてしまう要因になります。たとえアトピーが完治したとしても、これらはなるべく避けたほうがいいことは言うまでもありません。

もちろん、過労やストレスも悪化要因の一つになるため、できる限り刺激を与えてしまうであろうものは避けるようにしましょう。

⇒ アトピー性皮膚炎を完治する方法

参考)アレルギーは完治するのか?

喘息(ぜんそく)を治す

アトピー性皮膚炎を治す

花粉症を治す

アレルギー性鼻炎を治す

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