花粉症・アトピー・喘息等のアレルギー疾患を治す!

アレルギーと遺伝

アレルギーは遺伝するのか?

アレルギー体質は遺伝するが100%ではない子供がアレルギーになる確率は、両親ともにアレルギーだと約50%、一方がアレルギーだと約30%、アレルギーのない場合は約10%であったという報告があります。

つまり、家族にアレルギーがあると、アレルギーになる可能性が高いということです。しかし、100%遺伝するわけではありません。それは、アレルギーを起こす遺伝子が一つではないからです。また、アレルギーの病気は、遺伝の要素と環境の要素が合わさって発症するためです。

アレルギー体質とは?

そもそもアレルギー体質とはどういう体質でしょうか?

アレルギーとは、日本語で言うと過敏症です。接触した原因物質(アレルゲン)に対して、体が過敏に反応することを言います。

人間の体には免疫系という防衛機構が備わっています。

これは細菌やウイルスといった外敵が体内に入り込んだときに、体を守るために働くのです。免疫系が細菌やウイルスといった微生物と闘うときには、身体にいろいろな症状を起こすことで微生物を排除しようとします。

例えば風邪の時の症状を考えてください。

熱が出て、咳・痰が出て、鼻水が出て、時には下痢をして、外敵を排除したり、発熱することで熱に弱い微生物を弱らせようとします。咳や痰・鼻水は気管支や鼻の粘膜にいる微生物を外へ出す反応です。下痢も腸の粘膜にいる微生物を排除するために起こっているのです。

ところが、本来外敵でも何でもないアレルゲンが体の中に入ったときに免疫系が「これは外敵?」と勘違いして諸症状が起こるのがアレルギー反応です。この反応が起こりやすい人をアレルギー体質、またはアトピー素因があるといいます。

なぜアレルギーを発症するのか?

アレルギー体質アトピー素因がある人が、全員必ずアレルギーを起こすわけではありません。

何度も繰り返しアレルゲンに接触することによって、免疫系が「これは敵に違いない」と誤って学習してしまい、接触したときに症状が出るようになってしまうのがアレルギーです。

この場合、「接触」とは、粘膜面などへの接触のことを指します。つまり、アレルゲンを「吸い込む(鼻・のど・気管支の粘膜への接触)」、「食べる(胃腸の粘膜への接触)」、「触る(皮膚への接触)」ことでアレルゲンが体内に入る状態を言います。

何回も何回も接触していてもどうもなかった人が、ある日突然症状が出る、ということもあります。接触する回数が多くなればなるほど、身体が学習する回数も上がり、アレルギーを発症する確率が上がるからです。

アレルギーは遺伝するが100%ではない

上述したように、アレルギーを起こしやすい体質(アレルギー体質・アトピー素因)というものがあり、そういう体質の人が、アレルゲンに繰り返し接触することでアレルギーの病気を発症する確率が高まります。その体質は、遺伝することが少なくありません。

繰り返しますが、アレルギーの病気は遺伝の要素と環境の要素が合わさって発症するのです。アレルギー体質を持っている人でもアレルギーの病気を発症しない人もいます。逆に、アレルギー体質がない人はアレルギーの病気にはなりません。

アレルギー体質があるかどうか、確実に調べる方法は今のところありません。両親・兄弟姉妹の状況から推測するしかないのです。

以下にいくつかの研究データを挙げておきます。

花粉症の遺伝確率

両親のどちらかに花粉症がある場合は約2倍の発症確率
両親のどちらにも花粉症がある場合は約3倍の発症確率

アトピー性皮膚炎の遺伝確率

・両親共にアトピーあり:50-75%の発症確率
・片親のみアトピーあり:25-30%の発症確率
・両親共にアトピーなし: 
・第1子にアトピーあり:20-25%の発症確率
・兄弟にアトピーなし:10‐15%の発症確率

喘息の遺伝確率

・両親が喘息の場合、その子供が喘息になる確率は3-5倍高くなる
・一卵性双生児の1人が喘息の時、もう1人が喘息になる確率は7倍高くなる(100%ではありません)
喘息が発症する要因の75%が遺伝といわれている

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