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アレルギーと顆粒球

顆粒球とは?

免疫の主体となる白血球は、大きく「単球(マクロファージ)」「リンパ球」「顆粒球」の3種類に分けられます。白血球の大半を占めるのが顆粒球で、その細胞内に顆粒が多く見られることから、顆粒球という名が付けられました。これらがお互いにバランスをとり、連携することで免疫機能が成り立っています。

顆粒球の細胞のなかの顆粒は、特定の色素によって染まる性質があり、それぞれ染まりやすい色素の特徴によって、中性の色素でよく染まる「好中球」、酸性色素で染まる「好酸球」、塩基性色素で染まる「好塩基球」に分けられます。顆粒球は、この3種類の総称になります。

顆粒球は細菌やウィルスに対して直接攻撃を仕掛けます。食い殺すという表現がピッタリで、顆粒球はその細胞内に細菌などを取り込み、タンパク質を破壊する酵素で細菌を破壊し消化してしまいます。

■顆粒球の働き

顆粒球は好中球、好酸球、好塩基球から成る

顆粒球は「好中球」「好酸球」「好塩基球」に分けられますが、それぞれどのような特徴や働きを持っているのでしょうか?

好中球

血液中でももっとも数が多く、顆粒球の中でも90%以上を占めるのが好中球です。主に細菌やカビなどの異物を処理します。

異物のほうに向かって進む性質「遊走能力」を備えており、異物に近づくと、強い貪食能力で異物を細胞内に取り込みます。殺菌能力も高く、取り込んだ異物は、酵素や活性酸素で消化・殺菌・分解して、死滅させます。好中球は、異物を取り込んだ後は死滅し、その死骸は膿として体の外に出されるか、マクロファージによって処理されます。

ケガをした際、しばらくすると傷口に白い膿(うみ)が出てくることがありますが、この白い膿は、好中球が異物をやっつけたあとの死骸です。

好酸球

好中球と同じく、遊走能力、貪食能力、殺菌能力を備えていますが、これらの防御反応は花粉や寄生虫など細菌より大きいものに対して発揮されます。

顆粒から特殊な蛋白を出して、寄生虫やその卵を処理します。また、好塩基球から出されたヒスタミンを分解(不活性化)してアレルギー反応を和らげる働きもあります。

好酸球は、アレルギーや寄生虫感染によって増える傾向があります。またある種の寄生虫に対して体を守る免疫機能を担っていますが、一方で、アレルギー反応による炎症の一因にもなります。

気管支喘息などでは、炎症を起こしている部分には好酸球が集まり、集まった好酸球から多くの分泌物を出す事によって喘息の症状が発症している事がわかっています。

好酸球から出される顆粒と言われる物質は強い殺菌効果があり、強い炎症を引き起こし炎症部分の細胞を死滅させ、さらに好酸球が炎症部分を攻撃すると細胞が線維化し本来の機能を失なうこともあります。

好酸球数が増加する好酸球増加症は、異常な細胞、寄生虫、アレルギー反応を起こす物質(アレルゲン)などに対する生体反応の現れです。

好酸球数が低下する好酸球減少症は、クッシング症候群やストレス反応によって起こりますが、その機能は他の免疫系によって補われるため、通常は問題を引き起こしません。

好塩基球

顆粒球中でも1%以下と好中球よりもさらに少数派、最も数の少ない細胞で、免疫系における監視機能と傷の治癒の役割を担っています。また、ヒスタミンなどのメディエーターを放出し、アレルギー反応の開始に関与することがあります。

好塩基球の顆粒の中には、ヒスタミンロイコトリエン、ヘパリンといった物質が含まれています。

好塩基球の表面には、センサーの役割をする免疫グロブリンEというレセプターがあります。これに体の外部からアレルギー物質(抗原)が侵入してくっつくと、センサーが反応して顆粒の中からヒスタミンを出し、アナフィラキシーなどのアレルギー反応や炎症反応を起こします。

好塩基球の役割も寿命も不明な点が多く、今後の研究が期待されています。

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