花粉症・アトピー・喘息等のアレルギー疾患を治す!

花粉症は完治するのか?

「花粉症が完治する」とは?

花粉症完治療法花粉症は、基本的には一回発症すると完治するのは難しく、一生付き合わなければならないアレルギー疾患とされています。

しかし、近年では減感作療法の一種である舌下免疫療法が一般化してきたため、花粉症完治への道も開けてきたように見えます。

ただ、舌下免疫療法は、治療期間が数年と長期に及ぶ上、施術できる医師の数も限られているため、誰もが気軽に治療を受けられるという状況ではありません。

私見ですが、日頃の食習慣や生活習慣を改善し、

アレルギー体質改善 ⇒ 花粉症改善

という流れに持っていくのが最も自然で簡単な花粉症完治療法ではないでしょうか。

花粉症完治に向けた生活習慣

花粉症スギ花粉の飛び始める2月頃から鼻水・鼻づまり・目のかゆみなどの症状が現れるアレルギー性の病気です。

今日では日本人の3人~4人に1人、3000万人が発症していると言われる国民病です。

昔はこれほど多くの患者がいなかった花粉症ですが、花粉が突然増えたために患者が急増したわけではなく、現代人の食生活の変化や大気汚染などが大きくかかわっていると考えられています。

同じ場所、同じ環境で育っても、花粉症を発症する人と発症しない人がいます。

個々人で免疫の働き方に違いがあって、花粉症は各個人の体質が大きく関わっているのです。

ですので、花粉症を治すにはアレルギー体質、花粉症体質を改善することが最も効果的なのです。

では、アレルギー体質花粉症体質改善するためにはどうすればいいのでしょうか?

食生活改善が花粉症完治につながる

東洋医学では「気」「血」「水」の流れを改善して体全体のバランスを整えるといった考え方に基づいて治療をします。

花粉症を治すために東洋医学では、毎日の食生活を見直すことが最も大事なことだと考えられています。

花粉症は鼻水やくしゃみ・涙などといった水分が身体から出る症状があります。

これは東洋医学的な考え方からすると体内の水分を出して、身体を温めようとする防御反応が働いているために起こる症状だと見ることができます。

アレルギー体質・花粉症体質を改善するためには、身体を温める食べ物を積極的に取り入れることが重要です。

身体を温める食材の代表的なものと言えばトウガラシ・しょうが・ねぎ・ニラ・芋類・りんご・みかん・うなぎ・フグ・鶏肉などがあります。冬が旬のものが多いですね。

昔から「旬の食べ物を食べなさい」と言われている理由はここにあります。

逆に身体を冷やす食べ物は、トマト・ほうれん草・カニ・ハマグリ・豆腐・納豆・豚肉・馬肉・バナナなどがあります。

花粉症の予防や体質改善を考えている方は、身体を冷やす食べ物はなるべく摂らないようにして、身体を温める食べ物を積極的に摂り入れるようにしましょう。

漢方薬や経絡ツボ療法

花粉症改善のツボ花粉症治療するのであれば、自分の体質に合った漢方薬を服用することで体質改善に役立ちます。

体質改善の主な漢方薬として、「当帰芍薬散」「桂枝茯苓丸」「柴胡桂枝湯」などがあります。

自分の体質に合うものを漢方医などに相談して処方してもらった方がより効果的です。

漢方医や専門の漢方薬局では、人それぞれの「症」を舌診や脈診などの診断方法を取入れて、<気>が足りないのか<血>が足りないのか等を判断し、その人に合った漢方薬を処方してもらうことができます。

最後に花粉症効果のあるツボをご紹介しましょう。

まず一つ目のツボは「三陰交(さんいんこう)」といって足の内くるぶしから4横指分上のところにあります。

一般的には婦人科系の特効ツボですが、血液の循環やホルモン分泌に関わりがあるとされています。押すと痛みがあります。

(特に女性)二つ目のツボは「合谷(ごうこく)」です。便秘に効果的なツボとして有名です。

手の親指と人差し指の間の骨の付け根の部分にあります。この部分を反対側の手の親指と人差し指で挟んでゆっくりと押します。

ツボ押しには、身体の自然治癒力を高めて冷えを改善する働きがあります。

花粉症の治療には、体全体のバランスを整える東洋医学の考え方を取り入れることをおすすめします。

アレルギー体質花粉症体質改善することにより花粉症の症状は軽減されます。

高度経済成長期に急増した花粉症

花粉症を始めとしたアレルギー疾患は、日本の高度成長期である昭和40年ごろから患者が出始め、現在もアレルギー疾患の患者は増え続けています。

当時、アレルギーの原因と考えられていたのが、工場からの化学物質の排出や車からの排気ガスです。

また、食生活も穀類や野菜中心から肉や乳製品などを中心に食事の欧米化が進みました。

現在、高度経済成長期の真っただ中にある中国では、空気中に有害物質を含んだ霧が立ち込めており、深刻な大気汚染が長期間続いています。

呼吸器系疾患の患者が急増し市民生活にも支障をきたしています。原因は排ガスや工場から排出される化学物質、そして暖房用に使用する重油、石炭の煙といわれています。

環境は変えられないが体質は変えられる

アレルギー体質・花粉症体質を改善して花粉症を治す方法日本でも高度成長期には、光化学スモッグと呼ばれ、天気が良い日は、天気予報で注意を促され、大気汚染がひどい日には学校が休みになることもありました。

この頃に、アレルギー疾患が爆発的に増えたのです。

しかし、同じ環境にいても花粉症を全く発症しない人もいます。これは、遺伝や免疫細胞の働き方の違いであることが分かっていますが、その詳細なメカニズムは解明されていません。

現在の西洋医学では、花粉症を完治することは難しく一時的に緩和することしかできません。

最近話題の舌下免疫療法でも、「完治する可能性がある。」というだけで、その確率は決して高くはありません。

花粉症を一度発症してしまうと、免疫作用によって抗原が増える続けるため、何も処置しなければ、花粉症が悪化することはあっても、改善することはありません。

花粉の飛散量が少ない年には症状が軽減しますが、これは決して花粉症自体が改善しているわけではありません。

花粉症になりやすい体質とは?

下記の項目に当てはまる事項が多いほど花粉症になりやすい体質であると言えます。

① 両親、特に母親が花粉症、もしくはアレルギー体質である。
② 子供のころ食物アレルギーだった、またはアトピー喘息があった。
③ 体内に悪い脂(飽和脂肪酸)が多い。
④ 体内に活性酸素を取りのぞくSODの量が少ない。
⑤ 腸内に乳酸菌など善玉菌が少なく腸内環境が悪い。
自律神経が乱れやすい。
⑦ 体内でIgE抗体を作りやすい。
免疫力が低い。

花粉症の根本原因を根絶すれば花粉症は完治する

花粉症発症には、遺伝的なもの、内蔵機能の低下、自律神経の乱れ、IgE抗体を作りやすい体質、免疫力の過剰反応など、花粉症体質が大いに関係しているのですが、中でも、免疫力は最も重要です。

免疫力の過剰反応は、様々な病気をひき起こす元凶でもあるのです。アレルギーは、侵入した異物に対して「免疫の過剰反応」によって発症するものです。花粉症も例外ではありません。

しかしこの免疫の過剰反応とは、決して、「免疫力が高い」と言うことと同義語ではありません。「免疫のバランス」が崩れたから免疫の過剰反応が起こるのであって、「免疫力が高い」から免疫の過剰反応が起こるのでは決してないのです。

「免疫の過剰反応」とは、異物(抗原)を排除しようとして、免疫細胞である 白血球が必要以上に働き、1.体に不快なアレルギー症状をもたらしたり、2.体内の正常な細胞まで攻撃誤爆(自己免疫疾患)してしまったりする状態を言うのですが、

花粉症の場合は、

Tヘルパー細胞が、侵入した花粉が無害であるにもかかわらず有害と誤って認識し、

②花粉が侵入する度に、B細胞IgE抗体を作らせ、

肥満細胞と結合してIgE抗体が体内に大量にに蓄積され、それが一定量を超えた時、

④度重なり侵入した花粉がIgE抗体と結びつき、上記1.の「免疫の過剰反応」が起こり、

ついには、花粉症をひき起こしてしまうのです。

花粉症発症の初期段階において、白血球の中のリンパ球の中のTヘルパー細胞が、侵入した花粉を誤って敵とみなして必要以上に攻撃することは、「免疫力が高い」こととはほど遠いものなのです。

「免疫の過剰反応」は、「免疫力が高い」現象ではなく、「免疫の異常」な現象です。異常とは、正常ではなく、「乱れている、狂っている、バランスを欠いている」状態です。それぞれの免疫を司る細胞たちが、何らかの理由でバランスを欠いている状態なのです。

従って、花粉症完治を目指すには、この免疫バランスを正常化することを目標とするべきなのです。

⇒ 免疫バランスを正常化して花粉症を治す方法

参考)アレルギーは完治するのか?

喘息(ぜんそく)を治す

アトピー性皮膚炎を治す

花粉症を治す

アレルギー性鼻炎を治す

アレルギー性結膜炎を治す