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アレルギーとリンパ球

リンパ球とは?

リンパ球(lymphocyte)は、脊椎動物の免疫系における白血球のサブタイプの一つです。リンパ球にはNK細胞(ナチュラルキラー細胞)T細胞B細胞があります。

リンパ球は身体の免疫機能を司る免疫細胞の一種で、造血幹細胞から作られます。造血幹細胞は胎児の間には肝臓に、生まれてからは骨髄にあります。免疫細胞はリンパ球の他に、顆粒球マクロファージ樹状細胞などがあります。リンパ球はさらに、B細胞T細胞NK細胞に分けられます。

顆粒球も同様に、「好中球」「好酸球」「好塩基球」の3つに分けられています。顆粒球の中で最も多いのが好中球で、顆粒球全体のおよそ90%を占めています。その働きは主に、身体の外から入ってくる細菌やカビを処理することです。好酸球は、花粉や寄生虫などの、最近よりも大きいものを処理します。

これら顆粒球と、B細胞T細胞は血液の中を流れているのですが、これらを総称して白血球と呼んでいます。どれが善玉でどれが悪玉という訳ではなく、そのバランスによって身体の健康を保っています。

リンパ球と顆粒球のバランスは、自律神経のバランスとリンクすることが分かってきています。すなわち交感神経が優位になると顆粒球が、副交感神経が優位になるとリンパ球がそれぞれ増えます日本人はおよそ8割が「交感神経型」と言われていますが、分かりやすくいえば「緊張型」ということです。

だから、交感神経が優位になることでさまざまな疾患になってしまうので、ついつい顆粒球が悪者みたいに思ってしまいがちですが、実際はそうではなくて、リンパ球とのバランスが大事なのです。なぜなら顆粒球は、身体の外部から入って来た細菌を貪食したり、細菌感染した部位を殺菌したりします。また、アレルギー反応を制御したりしています。

ケガをした際に化膿することってありますよね。あれは、顆粒球の内の好中球が細菌と戦った後の死骸なのです。だから、膿が出るということは、免疫が働いているということなのです。

リンパ球の働き

リンパ球にはB細胞T細胞、そしてNK細胞(ナチュラルキラー細胞)があります。

B細胞

そもそもリンパ球は、白血球の中で最も運動能力が低いので、好中球のように細菌を貪食するような機能はありません。

ではB細胞が何をするかというと、免疫グロブリン(抗体)を産生する働きがあるのです。

抗体には、特定の分子に取りつく作用があるので、自分の抗体にあった病原菌などが体内に入って来た場合に、それを攻撃する目印となるわけです。つまり、直接攻撃ではなく間接攻撃です。

また、そのような病原菌に適合したB細胞の一部は、その後も記憶細胞として身体に残ります。これがいわゆる「免疫ができる」という現象で、その作用を利用したものが予防接種です。

T細胞

T細胞は、造血幹細胞で作られた前駆細胞が、胸腺 (thymus)において分化・成熟したものです。胸腺の頭文字をとってT細胞と呼ばれています。

T細胞はさらに、ヘルパーT細胞と、キラーT細胞に分けられます。ヘルパーT細胞はその名の通り、B細胞の手助けをして、抗体を生産する作用があります。

キラーT細胞も名前が表しているように、ウィルスに感染した細胞やガン細胞を殺す働きを持っています。細胞傷害性T細胞などといった呼び方がされることもあります。

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)

NK細胞とは、ナチュラルキラー細胞のことを言います。細胞障害性のリンパ球の一種で、特に、腫瘍やウィルス感染に対して重要な働きをする、自己免疫の主要因子です。

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)は、その活性が高ければ、どのようながん細胞であっても攻撃することが分かってきています。その攻撃力たるや、他の免疫細胞の比ではなく、ガン治療の現場でも重要視されています。

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)が発見されたのは1975年のことで、米国のハーバーマンと、日本の仙道富士郎教授らによって同時期に報告されて、その存在が明らかになりました。比較的最近のことなので、まだまだ研究途上にあります。

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)は、その形態的な特徴から、大型顆粒リンパ球とも呼ばれています。

B細胞T細胞が抗原に刺激されてから働き始めるのに対して、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)は、常に体内を「パトロール」しています。そして、ガン細胞やウィルスに感染した細胞を発見すると、攻撃指令を待たずに独自に戦闘態勢に入り、その強力な攻撃力で、ガン細胞や抗原を殺してしまう「殺し屋」なのです。

NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の優れたところは、「自己」と認められない異常な細胞を攻撃する点です。外部から入って来たウィルスやバクテリアはもちろんのこと、ガン細胞などの「変質した自己」は「自己」と認識しないため、同様に攻撃をしてくれます。

例えて言うなら、国防軍のようなものです。外国からの攻撃から自国を守りつつ、国内の暴動も鎮圧する、と言えば分かりやすいでしょうか。こういった働きのあるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)なので、この細胞が不足するとガンはもちろんのこと、後天的な免疫不全症状や慢性疾患、自己免疫疾患や感染症になりやすくなってしまいます。

また、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の働きを鈍くする要因として、ストレスや加齢などが挙げられています。そうならないためにも、生活習慣病にならないような日々を過ごすことが大事です。

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