花粉症・アトピー・喘息等のアレルギー疾患を治す!

アレルギーとマスト細胞(肥満細胞)

マスト細胞(肥満細胞)とは?

マスト細胞肥満細胞)とは、脊椎動物の血管周辺や,特に結合組織中にみられる大型の球形または多角形の自由細胞のことです。

原形質中に粗大な顆粒を持ちますが,これは水溶性でヘパリンと関係がある分泌顆粒と言われています。

体内に侵入した異物を検出するとこの顆粒を放出して,体内のアレルギー反応や局所的炎症反応を引起こす役目を担っています。

ヒトのマスト細胞(肥満細胞)にはいくつかの異なるタイプがあるとされ、たとえば社会問題となっている花粉症に代表されるアレルギー性鼻炎の発症部位である鼻粘膜においては、粘膜型と統合織型のマスト細胞(肥満細胞)があるとされています。

マスト細胞(肥満細胞)は、ランゲルハンス細胞とともに炎症や免疫反応などの生体防御機構に重要な役割を持ちます。

肥満細胞という名前ではありますが肥満とは関係が無く、膨れた様が肥満を想起させることからついた名前です。

マスト細胞(肥満細胞)IgEを介したI型アレルギー反応の主体です。

マスト細胞(肥満細胞)の中にはヒスタミンをはじめとした各種化学伝達物質(ケミカルメディエーター)があり、細胞表面に結合したIgEに抗原が結合しその架橋が成立すると、それがトリガーとなって細胞膜酵素の活性化がうながされ、結果的に内容物である特異顆粒、すなわちヒスタミンなどが放出されるのです。

マスト細胞がアレルギーの引き金

アレルギーの発症を起こす引き金になると言われているのが、マスト細胞肥満細胞)です。

マスト細胞(肥満細胞)は造血幹細胞に由来する血球系細胞です。身体の皮膚や粘膜など全身の組織に広く存在するものです。

アレルギー反応の中には、アトピー性皮膚炎花粉症喘息などがあります。

アレルゲンと呼ばれる、花粉やダニに由来するタンパク質などの、アレルギーの原因物質と反応したマスト細胞(肥満細胞)は、生理活性物質と呼ばれる、ヒスタミンなどを放出し周囲に炎症を引き起すと言われています。

マスト細胞(肥満細胞)ヒスタミンの他にも炎症反応の進展に関わる様々なメディエーターを産み出すことが知られています。

免疫応答を制御する伝達物質のサイトカインは、重要な分泌タンパク質の一群です。

マスト細胞(肥満細胞)は、多くのサイトカインを産み出す能力を持っています。マスト細胞(肥満細胞)から産み出されるサイトカインのそれぞれの機能についてはまだ不明ですが、免疫応答の調節に関わるのではないかと予想されています。

マスト細胞(肥満細胞)即時型アレルギーでは、ヒスタミンを化合しない細胞であることが、明らかになってからは、アレルギー反応を起こす原因である細胞として注目を集めることとなりました。

マスト細胞(肥満細胞)のスイッチが入ることにより、例えば花粉症の場合では、スギ花粉由来のタンパク質が抗原となって様々な反応が引き起こされます。

アトピー性皮膚炎の人にはIgEと呼ばれるアレルギー反応を起こす抗体が多い、IgE抗体マスト細胞(肥満細胞)と結合してかゆみの原因となるヒスタミンロイコトリエンを分泌する等々、個々の免疫細胞の機能については様々なことがわかっています。

気管支喘息の人は、ダニやハウスダストといったアレルゲン(アレルギーの原因物質)に対する免疫ができています。つまり、すでにアレルゲンに対するIgE抗体が作られ、マスト細胞(肥満細胞)の表面に結合しているわけです。

そこに気管や気管支などの粘膜を通って問題のアレルゲンが侵入してくると、当然のごとく、IgE抗体はそれと結合し、2つのIgE抗体を橋渡しするようにアレルゲンと結合し、マスト細胞(肥満細胞)のスイッチがオンになって、ヒスタミンなどの化学伝達物質が放出されます。

ヒスタミンは気管支の平滑筋の収縮を引き起こす原因物質なので、気管が細くなって呼吸困難な状態となります。

さらに厄介なことには、活性化したマスト細胞が産生するロイコトリエンにも、同様に気管支の平滑筋を収縮させる働きがあります。

また、マスト細胞はサイトカインを作り、好酸球を呼び寄せます。そして好酸球は、同じく気管支の平滑筋を収縮させるロイコトリエンを産生します。

と同時に、好酸球顆粒の酵素タンパクにより、過激な炎症反応が引き起こされます。(これが遅発型反応による気管支喘息の発作です。)

マスト細胞(肥満細胞)の活性化は、刺激を受けて数時間後に起こる、遅い反応と分単位で起こる素早い反応があります。

ヒスタミンは強力な起炎物質であるため、浮腫や発赤のような炎症やくしゃみ、鼻水、痒みといった花粉症の症状を起こします。

マスト細胞(肥満細胞)アレルギー症状の原因物質を放出する顆粒をたくさん内包しています。

花粉症の症状である、くしゃみや喘息の呼吸困難などの免疫反応を起こすことで、病原菌などから身体を守る重要な役割も果たしています。

マスト細胞(肥満細胞)は免疫細胞

マスト細胞(肥満細胞)は様々な組織に存在する免疫細胞です。組織学的には血管の周りに多く分布していることが知られています。

保赤には、胃腸粘膜、肺胞上皮、腹腔など様々な場所で見ることができます。マスト細胞(肥満細胞)は形態学的にも区別しやすい細胞で、数多くの中身の詰まった顆粒を抱えています。

マスト細胞(肥満細胞)は皮膚や気管支、鼻粘膜などの自分周りと接触する組織の粘膜や結合組織に存在します。生体防御機構と呼ばれる、炎症や免疫反応などに重要な役割を持ちます。

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