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アレルギー性鼻炎の症状

アレルギー性鼻炎のくしゃみ・鼻水・鼻づまり

アレルギー性鼻炎は、日本人の2.5人に1人が発症しているとされており、季節性アレルギー性鼻炎花粉症)と通年性アレルギー性鼻炎に分けられます。

季節性アレルギー性鼻炎原因は、ほとんどが花粉です。通年性アレルギー性鼻炎アレルゲンには、ハウスダスト(部屋のほこりやダニ)、カビ、ペットの毛や皮屑などがあります。

アレルギー性鼻炎の症状は、1日に何度も繰り返すくしゃみと、水のように流れる鼻水、鼻づまりが特徴です。

これらの症状は、鼻の粘膜に存在する肥満細胞と呼ばれる細胞から、ヒスタミンロイコトリエントロンボキサンという化学伝達物質が放出されることで起こります。

ヒスタミンは鼻の神経を刺激してくしゃみ・鼻水に、またロイコトリエントロンボキサンなどは血管を刺激して鼻づまりに関係していると考えられています。

人間の体には外部から異物が入ってくると、それらを排除しようとする働きがあります。鼻炎の際に起こるくしゃみ、鼻水は、このような働きにより起こる症状です。

くしゃみは、ウイルス、ホコリ、花粉などが鼻や喉の粘膜に付着した時に、肥満細胞から放出された化学伝達物質「ヒスタミン」が鼻粘膜にある知覚神経を刺激することで起こります。

鼻水には異物を体の外へ排出する役割があるため、花粉やウイルスなどのアレルゲンが侵入すると、大量に出てくるのです。

鼻づまりは、炎症により鼻の粘膜が腫れることで空気の通り道が狭くなり、鼻の通りが悪くなることで起こります。

通常、これらの症状は朝夕に強く現れます。それは、これらが自律神経のバランスと深く関わっているからです。

自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあり、両者がバランスよく働くことにより、私たちの体は健康を維持しています。

昼間、活動するときは交感神経が、夜から朝にかけて体を休めるときは副交感神経が活発に働きます。

アレルギー性鼻炎の症状副交感神経の働きが優位になると起こりやすいため、朝夕に症状が強く出やすくなるというわけです。

くしゃみ

くしゃみは、鼻の中の異物を外へ出すための体の反応です。立て続けに出るくしゃみに、鼻水や鼻づまりを伴い、熱やだるさがなければ、アレルギー性鼻炎と考えてよいでしょう。

くしゃみが止まらず何度も繰り返すと自分が思っている以上に体力を消耗するものです。他にも、集中力の低下やときには肋骨骨折なども引き起こしてしまう場合もあるのです。

さらに、妊娠中の女性はくしゃみで腹圧がかかることによりお腹が張ってしまうということもあります。このようにくしゃみといえども長引く場合は油断できません。

体に影響を及ぼすぐらい症状がひどい場合は医療機関を受診するようにしましょう。

鼻水

鼻水にも機能があって、鼻水を出すことによって、乾燥した空気を直接体に取り込まないようにしたり、塵や病原体を鼻水に吸着させて外に排除させようとしたり、さらに鼻の粘膜のダメージを減らすために保護しています。

とは言ってもアレルギー性鼻炎の止めどない鼻水は厄介ですよね。

アレルギー性鼻炎が原因の鼻水は、水のようにさらさらした、水様性の鼻水がほとんどです。透明でさらさらした鼻水のうちは抗アレルギー薬抗ヒスタミン薬を服用すれば止めることができます。しかし、鼻水を完全に止めてしまい、鼻腔が乾燥した状態にしてしまうと、風邪にかかりやすくなってしまいますので注意してください。

粘り気があって色のついた鼻水の場合は、アレルギー性鼻炎以外の原因も考えてみましょう。

鼻づまり

鼻づまりとは、鼻の粘膜が腫れて空気の通り道を狭めている状態です。口を閉じるか、つまっていないほうの鼻を押さえると息がしにくくなります。

鼻の粘膜には、体内に異物が侵入してきたことを知らせる化学伝達物質を放出する「肥満細胞」があります。

体内に異物が入ってくると、肥満細胞は「ヒスタミン」や「ロイコトリエン」、「トロンボキサン」という化学伝達物質を放出して鼻水を出し、異物を外へ流し出そうとするのです。しかし、化学伝達物質が過剰に分泌されると、鼻の粘膜が腫れてしまい空気の通り道が塞がれてしまいます。結果、鼻づまりという症状に陥ってしまうのです。

アレルギー性鼻炎で咳?

アレルギー性鼻炎の人には、朝目覚めた時にのどに痛みがあり、痰のからまりを感じている方も少なくないと言われています。風邪の初期症状にも似ていますが、これは鼻炎からくるのどの症状です。

鼻炎を発症すると、鼻内に鼻水がたまり「後鼻漏(こうびろう)」(鼻の奥にある空洞に鼻水が流れ、溜まる状態)が普段よりも増えます。仰向けになると後鼻漏はさらに悪化するので、咳や痰が出やすくなるのです。のどに溜まった後鼻漏は粘り気を増し、時には黄色味を帯びることもあります。

後鼻漏による咳や痰は、朝起きた時に出やすいです。それは、睡眠中は後鼻漏が気にならなくなるため、こまめに吐き出すことがなく、大量に溜まった状態となるためです。これにより、目覚めた時にのどに違和感を覚え、溜まった鼻水を吐き出そうとして咳が出るのです。

アレルギー性鼻炎でのどにも症状が出るとは意外でしたね。

アレルギー性鼻炎の諸症状を緩和する方法

朝起きた時に痰のからんだ咳が多いという方は、アレルギー性鼻炎による後鼻漏が原因かもしれません。また、咳をすることによってのどが炎症を起こすと、風邪ウイルスなどが侵入しやすい状態になってしまいます。のどの症状を悪化させないためにも、普段から次のことに気をつけましょう。

・うがい・手洗いをこまめに行い、アレルゲンやウイルスを体内へ侵入させない

・水分補給をこまめに行う

・喫煙を避け、分煙も徹底する

・空気の乾燥を避け、部屋の湿度を常に50%前後に保つ

・十分な睡眠とバランスのよい食事、適度な運動で免疫力をつける

アレルギー性鼻炎から他の病気を合併させないためにも、ぜひ心がけてください。

鼻づまりを緩和させるには、抗トロンボキサン薬ステロイド点鼻薬で鼻のなかの炎症を抑え、通りをよくする必要があります。血管収縮にも作用するので、鼻づまりを解消する効果が期待できます。

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