花粉症・アトピー・喘息等のアレルギー疾患を治す!

小児喘息と成人喘息の違い

小児喘息は成長と共に治る?

小児喘息の少女小児喘息は、約8割が3歳までに発症するというデータが報告されています。これには個体因子(両親からの遺伝や体質)と環境因子(アレルゲンや受動喫煙など)が絡み合って発症します。

そして、小児喘息の3分の1は治癒し、3分の1は一度よくなってから成人になって再発し、3分の1はそのまま成人喘息に移行します。

小児から成人にそのまま移行するものや、大人になってから発症する喘息は、重症度が高いものが多いと思われます。

特に女性は、妊娠を契機に悪化する場合と、改善する場合の両方があります。

ちなみに成人気管支喘息の約7割は、大人になってから発症します。

小児の場合はアトピー型の喘息が多いと考えられています。アトピー型とは、ある特定のアレルゲンに反応して起こります。

アレルギーの素因がダニやカビ、ペットや花粉といった吸入アレルゲン、また卵や牛乳、大豆やそばなどの食物アレルゲンや食品添加物、 さらにRSウィルスやマイコプラズマなどのウィルスによる呼吸器の感染のほか、大気汚染や気象、ストレス、過労などがからみあって発症する症状です。

小児喘息アトピー型が多く、ほかのアレルギー疾患を合併するケースが多いものの、症状は比較的軽く、約7割が寛解(長時間症状がでない)していくと言われています。

しかし一度寛解したとしても、過労やストレス、また感染症などといったことを誘因として大人になってから発症してしまうといった事例も多くありますので注意が必要です。

小児喘息は、家族や兄弟に喘息を持っている人がいると、発症する確率が高くなります。両親に喘息などがある子供は発症リスクが3~5倍になります。

また、アトピー性皮膚炎を持っている子供も喘息の発症確率が高くなることがわかっています。

成人喘息は完治が難しい

大人の喘息は子供の喘息と比べると治りにくいこれに対し成人喘息はアトピー型より、アレルゲンが特定されない非アトピー型の比率が高いとされています。

成人喘息は、過去30年間で約3倍にも増加したと言われています。40歳を過ぎてから初めて発症するようなケースも現在では決して珍しくありません。

また成人喘息では風邪やインフルエンザなどの感染症、ストレス、煙草など、アレルギー以外のきっかけがあって発症するケースが多いようです。

さらに成人はステロイド薬の使用が多く、症状が重く、アスピリン喘息の患者が多いという特徴もあります。

アスピリン喘息というのはアスピリンのような鎮痛薬が刺激となって発作が起きる症状です。

なお、約7割が寛解する小児喘息に比べて、成人喘息は治りにくいとされます。

しかも成人喘息は症状が重症化しやすく、その原因は加齢による気道や肺の機能低下や、治療・管理が不十分で気管支のリモデリングが進むため、などと考えられています。

また、小児喘息にも同様のことが言えますが、ストレス喘息の症状には大きく影響していることがわかっています。

呼吸器系の働きには自律神経が関与しているため、この自律神経の乱れが喘息の症状を悪化させることが考えられます。

小児の場合に比べて、成人では就業環境や家庭生活、心身の疲労など、様々なストレス要因が存在するため、自律神経の働きに支障をきたしやすい状況にさらされていると言えるでしょう。

成人喘息の場合は薬物治療や運動などに留まらず、それらの生活習慣にかかわる要因を改善していく努力も有効な治療法になることが考えられます。

飲酒や喫煙を控える、適度な運動を心がける、規則正しく栄養バランスに配慮した食事を摂る、ストレスを溜めないような工夫をする、などの対策も必要となるでしょう。

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